寛解導入療法(induction therapy)

方法

JALSG ALL202U 寛解導入療法のプロトコールに従って行った。

前も書いたけれど、現在(2017年時点)ではLBLはALLと同じ治療法とするのが標準とされている。またALLは小児プロトコールの方が治療成績が良く、24歳以下はこれに従う。治療開始時点で俺は24歳。ギリ適応。

 プレドニンday1-7(たくさん),day15-28(まあまあ多め),day29-31(少なめ) テラルビシンday8,9 オンコビンday8,15,22,29 エンドキサンday10 ロイナーゼday15,17,19,21,23,25,27,29 デカドロンday8-14

 

参考

日本血液学会 造血器腫瘍診療ガイドライン

AYA ALLに対する小児プロトコールの有効性と容認性の検討:JALSG ALL202-U研究より pdf

 


入院5週目

T細胞リンパ芽球性悪性リンパ腫(T-LBL)と診断され、寛解導入療法が始まる。プレドニン苦いし錠剤が小さいので飲むのが大変。髄注はskipした(胸水と心臓の周りに水があったため)。でも髄液は取られた。

 

入院6週目

髄液を抜いた影響か頭痛。胸水の排出量が徐々に減り始める。髄注。

髄注後は完全に水平に寝て水をたくさん飲むと良いらしい。最初に言ってくれ。

 

入院7週目

胸水の排出量が一日150ml以下になったのでドレーンを抜く。寝返りが打てるようになる。オンコビン、デカドロン、ロイナーゼ。段々と怠さが増してくる。食欲も減退。

 

入院8-9週目(12月)

薬のせいで怠いし夜中トイレに数回起きるから日中も眠いしヘロヘロ。立ってられない座ってられない。良く考えれば3週間も一日中ベッドで寝ている生活をしてれば筋肉も落ちるし、ゼリーみたいな噛まないものしか口にしていなければ頭もぼーっとするはずである。レントゲンに行く(車椅子で運んでもらう)のも辛いし、ここが一番きつかった。

この辺で血球が立ち上がってきた。

 

入院10週目

寛解導入療法終了。少しずつ怠さが抜け、何かをやる気になってくる。しかし歩きたいのに脚の筋肉がない、食べたいのに胃のキャパがない、などの問題が浮上。食べ物を自分で選びたいという一心で一階の売店などに行く。

 

入院11週目

一時退院(2泊3日)する。久しぶりのシャバの空気にテンションが上がるもそんなに歩けないし食べられない。ただ人間は欲深いものなので食べ過ぎて気持ち悪くなる。

再入院する。

 

感想など

 初めての抗がん剤だったので最初は割とビビってたけど、吐き気止めも進化しているらしく吐かずに済んだ。また、髪も抜けたんだけど完全には抜けきらなくて中途半端な頭で今後過ごすこととなる。中盤~後半は怠さが強くてどうしようもなかった。ひたすら、あとロイナーゼ何回で終わりかを数えて横たわってた。

 

アドバイスなど

 抗がん剤の副作用には個人差があるが、怠さに対する薬はないのでどうにか座る時間を増やしたり、ベッド脇でできる軽い運動(ゆっくり腿上げなど)をしたりして筋肉を維持した方が良い。腿上げをすることで便秘の解消にもつながる。

 

課題と対策

 化学療法中筋力低下問題に対して座位を維持し歩行を行う。あとちょっとした筋トレも。

ベッド上からはじめる自主トレーニング~歩いて退院するために~ | 東京都立墨東病院