方法
JALSG ALL202U地固め療法を行った。寛解導入療法で減らしたがん細胞を更に少なくする目的。
エンドキサンday1,8 テラルビシンday1,2 キロサイドday1-6,day8-13 ロイケリン酸day1-14 and 髄注x2。
入院12週目
地固め療法開始。病院で過ごすクリスマス、大晦日、元旦の豪華三点セットを手に入れる。前回と同じ轍は踏まないために、なるべくベッドに座って過ごし、一階の売店や某コーヒーショップに足繫く通った。慢性的に頭痛、怠い。たまに吐き気。
入院13週目(1月)
新年早々白血球がなくなる。一階へは暫くいけない。頭痛、怠い。
入院14週目
地固め療法終了。血球が立ち上がってくるのを待つ。頭痛、怠い。排尿時痛。血管とか皮膚が固くなって点滴の針が上手く入らずぷすぷす刺される。痛い。カロリーを取るという名目でハーゲンダッツを食べまくる。
入院15週目
口内炎も追加。肛門も痛くなる。尿からウイルス検出。泌尿器科の先生に診てもらうが様子見とのこと。感染症の先生(3人)と学生(2人)が来て色々見られる。
入院16週目
やっと白血球立ち上がる。親知らずが歯肉を被ってるため抜くことに。
入院17週目(2月)
移植前の検査詰め合わせ。耳鼻咽喉科(鼻からチューブ)。PET検査(圧迫感があるので嫌い)。呼吸機能検査(吸ったり吐いたりするときにめっちゃ応援してくれる)。大腸肛門外科(金属の器具)。口腔外科で親知らずを抜歯。歯医者さんは抜糸をばついと、と言っていてそっかーってなる。
入院18週目
一時退院した。しかし、せっかくのシャバなのに口が痛くて損した気分に。呼吸機能があまり良くなかったので再検査しに病院行ったり、研究室に行ったりした。このときに調子乗って歩きすぎ階段上り下りしすぎたために坐骨神経痛になる。高木美保選手が銀メダルを取るのを観る。
入院19週目
連休明けに再入院。
感想など
外界と接してないから年末年始感そんなにないだろうと高を括っていたら、患者の数は減るし看護師さんや医師の先生も年末のちょっとわくわくするような感じになってて少し落ち込んだ。宇宙から見ればただの一日だと自分に言い聞かせて床に臥せるのであった。(年末年始も仕事している医療人がいるおかげで時期を選ばず治療できました。ありがとうございます。)
なんか頭痛くなりやすいことに気づく。
アドバイスなど
できるだけ歩いて座って過ごそう作戦は功を奏し、血球が上がってから一階に行っても結構歩けた。筋肉大切。副作用は薬が体から抜ければ楽になるはずだから、水分をしっかり摂って少しでも体を動かすことが大切だと思った。炎症は予防が大切。清浄綿という個装のシートがあるのでそれで排尿後や肛門を拭くと良いようだ。尿道炎も水分を摂り排尿することが予防になることも。ただ痛くなってからだとトイレに行きたくなくなる。白血球が増えてくれば治ることが多いと思うけど、早めに医師に相談することが一番重要。
課題と対策
化学療法中の水分補給が少なく副作用が長引いたり、ウイルス感染したりした可能性がある。次回以降の化学療法ではたくさん水を飲む。トイレで色々な部位を清潔にする。