悪性リンパ腫治療の記録

最近は思ったことを書いてる感じです。てきとうです。Amazonアソシエイトやってます。

気づくのは8分咲か葉桜のとき(退院後203-204週目)

ざっくり

社会人になった。

 

体調

変わらず。そういえば先月新コロワクチン3回目(モデルナ)を打った。1.2回目もモデルナ。

副反応は2回目と同じくらいで2-3日熱が出てだるくなった。たしか39.2°くらい出た。

 

働きはじめる

長いモラトリアムを終わらせて労働しはじめます。

体力と気力がもたなくなる7歩くらい手前で脱出できるように頑張ります。

 

量が決まっている気がする話

誰かと話をしたりすると楽しい。だけど言葉を発しすぎると「何か書こう」という気力が減少してしまう感じがする。

もちろん話していて何かに気がつくこともあって、言語化できる事柄は増えはする。だけど内なるものを発散しないといけない……みたいな一週間誰とも話さないで過ごした後に湧いてくるようなものはそこにはない。

当たり前か。そのバランスを取って、何か発見がありつつ書きたいと思うくらいの内省の時間を作る必要はありそう。

 

新生活が始まる皆様も変わらない皆様もご自愛ください。

それでは。

 

 

 

PET-CTパニック回避Tips(退院後197-202週目)

ざっくり

暖かくなってきた。と思っていたら寒くなった。

 

検査

先日2年ぶりにPET-CTを撮った。

放射線科の部屋とかが改造されてて、PETの導線も改良されていた。

今までは造影剤の点滴をした後にPET撮る前後の人共通の待合で待たされてたんだけど、新しく待機専用の薄暗い半個室?と座り心地の良い椅子が用意されていた。

あと、点滴しているときは脳に糖分が集まらないように目隠ししてたんだけど、そのあとは普通に明るい待合でスマホいじったり本読んだりしてたから、良いのかこれと思っていた。

まあ、これまで俺は検査問題なかったから良いけど、もっと微妙な集積を判断するのには良くなかったのかもなーと思った。

 

結果は問題なしでした。

 

PET-CTパニック回避Tips

初めてPET-CT撮ったとき片肺が溜まった水でほぼ使えず息苦しさで撮影中に軽いパニックになったことがある。それ以降息苦しさの症状がないにもかかわらず、PET-CTや放射線療法、MRIといった検査の際は不安になるので、できるだけ準備をしてから望むようにしている。

本当に症状がきつい場合は鎮静剤打つという選択肢もあるようだが、幸い今のところ何とかなってる。もっと前に書いていても良さそうなのだが、今回気が向いたのでTipsをご紹介。

これが全てではないと思うので、各々最適化してください。

  1. 薄着で検査する。(途中で暑くなって心拍数が上がっても服を脱げないため。)
  2. マスクを外す。(息苦しさ軽減。検査中は自分しか部屋にいないのでしなくても良いでしょう。)
  3. アイマスクを付ける。(間違って目を開けてしまい、機械の内部で逃げらずパニック、内部の狭さでパニックになることを避けるため。)
  4. タオルやブランケットをかけない。(暑くなる可能性があるため。寒いからかけてくれる場合がある。)

あんまり気にし過ぎないのも大切な気がしてるが、それでパニックにならないなら苦労はしないので。

 

最近

過ごしやすい気候なのでゆっくりしてるんだけど、来年度から仕事をするのでそっちの世界に馴染めるか若干不安ではある。

まあ馴染めなくても死にゃあせん、というマインドは培ってきたので程々に頑張ります。

仕事することを病気関連の方に報告すると皆さん口を揃えたように程々に頑張ってください的な言葉をかけてくれて、それはなんとなくネガティブな意味ではなくて、今うまく言葉にはできないけど、多分柔らかなニュアンスを含んでいるのだろうなと感じる。

 

皆さんも程々に頑張ってください。僕も程々に頑張ります。

それでは。

 

 

Cancer gift の英文法(退院後192-196週目)

ざっくり

寒いから白湯を飲んでる。

 

体調

変わらず。

一人暮らし始めてからここ数年ずっとシャワーだけだったんだけど、たまに湯船入るようにしたら寝つきが良い気がする。

 

Cancer giftは正しい(?)英語なのか

この前キャンサーギフトについての記事を書いた。

emaremo-media.com

書いているときに、キャンサーギフトというワードは英語として正しい言い回しなのか気になった。バイリンガルの人に聞きたい。

the cancer giftと検索してもあまり引っかからず、the gift for cancer patient(がん患者へのプレゼント)に関するサイトが多くヒットする。

日本語のキャンサーギフトの意味を汲むならばthe gift of cancerやcancer's giftが合っていそうであるし、the gift from cancerも間違ってなさそうな気がしてくる。

なんにせよ、友人からプレゼントをもらった方が嬉しいことは間違いない。

 

引っ越し

来年度からモラトリアム謳歌者から労働者になるに伴い引っ越しをすることにした。

最近は物を持たないように何か買ったら捨てることを決めてたんだけど、それでも物が多い。

どうしても「これ後で使うんじゃないか」と思って、捨てずにケースの奥の方に仕舞って見た目片付いたと思い込む作業を繰り返していたのだろう。

そのツケが今まわってきた。

三か月使ってなかったら捨てるルールを徹底しようと思った時期もあったが、三か月使ってないものを選別するのがめんどくさい。そもそも三か月使ってないものはその存在を忘れてしまっている可能性が高い。

三か月使ってないものをきちんと把握できている時点で、その人は整理整頓ができる人なのである。

 

誰かからもらった物など捨てづらいものは写真に撮れば捨てやすくなる。らしい。

そんなに頻繁に存在を確かめなくても、たまに見て昔の思い出に浸るにはなんとなく手触りがないと物足りない気もするが、写真でも良いかとなる品を手放せる基準になるのかもしれない。

 

今日はこの辺で。

 

 

一枚めくったその場所に

このブログのURLをTwitterのプロフィールに貼ろうと思ったことがあるのだが、公に自分をさらけ出しているようで、恥ずかしくなってやめた。

今更だし別に大したことが書いてある訳ではない。書き始めた当初は同じ病気の人のためにと思っていたのだけど、段々と治療直後のような体調変化が減ってきて(良いことではある)、そこまでリンパ腫自体の情報量があるわけでもなくなった。

徐々にただの惰性日記になりつつある。

 

そうは言っても、たまに病気に関係することを書いておきたいという気持ちが湧き上がるときはあって、ある程度の分量を書く場所というか発散する場所がないと、それはそれで不都合になってしまっている。

 

全く別のアカウントを作って、ただの日常を綴るブログを書こうと試みたことも何度かあったのだけど、病気や治療のバックグラウンドを共有してないし、その辺書かないと分かりにくいこともあるなーと思うとめんどくさくなって辞めてしまった。

 

結局このブログでだらだらと書き垂らしていくのが心地よくなってしまったのだ。

そうやっていわゆる闘病ブログとも雑多ブログともつかないものが出来上がった。

 

変わらないこともある。

リンパ腫の種類がそこそこ珍しいものではあったから、最初からたくさんの人に読まれようと思って書き始めた訳ではなかった。それは今も変わっていない。

アクセス数を爆裂に増やしたいとか周遊率を高めたいとかはない。

多分たまに検索やリンクから飛んできてくれた方がちょろっと読んでくれるだけのもので良いのだ。

 

とは言いつつ、このサイトのリンクをエマリモのサイトにも貼ってるし、たくさん読んでくれた形跡があると嬉しくなったりもする。

わがままなもんだ。

 

全部アクセスしやすい所にあるより、なんかこうひっそりと存在してる隠れ家や秘密基地みたいなものもあって良いんじゃないかなと。

まあ、そんな感じ。

 

 

 

 

過程が一番楽しいことが多い(退院後189-191週目)

ざっくり

年が明けた。年々新年感が少なくなっているような気がする。

 

体調

変わらず。しゃっくりが出たり目が乾燥したりするので、息を止めてみたり目薬をさしてみたりしている。

 

外来

3ヶ月振りの外来。なぜか主治医のテンションがいつもより高めだった。良いことでもあったのかな。

血液検査は問題なし。去年画像診断を一回もやっていなかったので、来月辺りにやることに。

 

旅行は移動が一番楽しい

年末、友達4人で伊豆に行った。

観光というよりは美味しいもの食べてダラダラできたら良いね的な旅行。

個人的にも現地を観光すること自体の価値はそこまで大きくないと思ってる。

単なる記述的な情報はスマホで調べれば出てくるし。でも、地方限定チェーン店とかは面白かった。

旅行で一番価値があるのは、誰と行って、どんな話をして、諸々の経験を共有できることであると思う。

後日思い出に残ってることは往々に、現地ならでばの何かよりも、誰かが起こしたハプニングやみんなでくだらないことを話したことだったりする。

 

2022年もゆるく頑張ります。

それでは。

 

 

本当にチキンを食べたくて食べているのか(退院後186-188週目)

ざっくり言うと

すごく寒い。メリクリ。

 

体調

変わらず。目が乾燥する。

 

kindleについて

電子書籍はかさ張らないし、持ち運びが便利なんだけど、やっぱり現物で読む方が目が楽であることに気が付いた。スマホでも読めるから何冊も持ち運ばなくて良いのは本当にいいんだけど。

あと、自分は本棚に本をたくさん並べておくことが好きだということも判明した。

持っている感がkindleだと得られにくい。

 

年末

恒例の来年の目標でも決めようかと思う。昨年末か今年の頭に立てたであろう目標は毎年のことながら覚えていないので、たぶん筋トレとか英語とかにしていたのだろう。

とはいえそろそろ新年の目標を年末にしっかり達成した状態になってみたい。

そこで今回は目標を大量に、しかも段階別に設定することで、目標達成確率を高めようと思う。

(例:毎日○○をする、3日に一度○○をする、・・・、半年に一度○○をする、年に一度○○をする)

このようにすれば年明けすぐに該当年の目標を達成することも可能となり、ほぼ確実に年末までに目標を達成している状態になるはずだ。

 

 

使用期限は一度破るとどうでも良くなる(退院後180-185週目)

ざっくり言うと

西行ったりだらだらしたりしていた。

 

体調

基本的に電車に乗ろうとするとお腹痛くなるので、前にパニック発作出てたときにもらったロペラミド飲んでる。

勝手に判断するのは良くないので、そろそろ病院行かねば。でもめんどくさい。これが良くない。

それ以外は特に変わりはない。

 

最近

関西に行く機会があったのでついでに京都観光してきた。

秋の京都にもかかわらずそこまで観光客がいなくてまあまあ快適だった。

 

ミニマリストへの道

来年引越すので断捨離してる。

病院で貰った資料とか同意書とかもう要らない気もするが、とりあえず実家に送っている。一応これらも5年くらいは取っておくべきなのかしら。

 

いつか使うと思っていても結局使わないものがかなりある。ミニマリストになるべく一瞬でも迷ったものは捨ててる。それでもたくさん物がある。

定住するとものが増えるので、一か所に住み続けないほうが身軽でい続けられるのではないかと思う。

ミニマリストになりたかったら、年一回引っ越しをすればいい。

 

ちなみに「断捨離」は登録商標ということを最近知った。

「断捨離」登録商標と「ナカイの窓」問題の論点(栗原潔) - 個人 - Yahoo!ニュース

 

2021年もあと1か月。オミクロン株が出てきたけど手洗いうがいマスクしかやれることはない。

それでは。